2012/07/10

じゃがいも収穫

ここ数日やっと晴れが続いたので、
昨日、今日と2日がかりでジャガイモを全部収穫し終えた。
梅雨のせいでジャガイモの株が完全に枯れ朽ちて無くなっているのが多く、
どこにイモがあるか分からず堀り出しにえらく時間がかかってしまった。
しかし、、掘り出した自然農のイモは小さかったぁ・・・。
1株に小イモが3~4個ほど。
そもそも株が大きくなりきれず、花が咲く前に梅雨入りして枯れてしまった・・・
という具合なので、小さくてもちゃんとイモが入っていただけ良かった。
男爵とメークインの2種をそれぞれ10キロずつ種イモを植えていたから、
販売するには至らないけど、しばらくの自給分には十分な量。

それにしても、梅雨に入って掘り出すタイミングを失ってしまい、
長雨でイモが腐っているんじゃないかと思ったけども、案外大丈夫だった。
けれど、近所の人で梅雨入り後にジャガを掘ったらほとんど腐っていたそうな。
自然農のウチのイモは肥料を入れてないから腐りにくく無事だったのかもしれない。
しかも、ちゃんと乾燥させて低温で管理できれば冬を越すくらい持つそう。
保存性に優れているのはとても大事なこと。

そして、今回収穫したジャガイモを種イモにしてまた秋ジャガを作る。
この土地で2度目の栽培になるなのでイモも順応性が増し良いものができるはず。

自家採種する目的は2つ。
1つは「種子の肥毒を抜くこと」
無肥料・無農薬の土地で採種を繰り返すことで、種子の肥毒が抜け、
土本来の栄養素を吸収して生育する機能が戻る。
2つめは「土地と気候への適応力を発揮させること」
植物はその土地で繁殖を繰り返すことで、その土地へ適応し独自の進化を遂げる。
種をつないでいけば、だんだんと良い作物が採れるようになるということ。

草はきっと何十年、何百年もそこで生命を繰り返しているだろうから、
自生している草が強いのはそうゆう訳なんだよなぁ~。
野菜だって同じはずで、その土地で栽培を続けていけば強い品種になるはず。


小さいけれど自然の力だけでお育ったイモは生命力が詰まっている気がして
お金では買えない価値そのもの。。
収穫の喜びとともに、自作の新ジャガをおいしく頂きたいと思います♪


okame

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