田んぼの上にはトンボがたくさん飛びかっている。
トンボが上空を飛んでいると蚊やブヨを捕まえて食べてくれるから、
まったく虫に刺されることなく草取りできる。
すごい自然の摂理だなぁ~とトンボに感謝している。
ブヨにたかられたら、ほんとに仕事にならんからね...
8月上旬にトンボが出始めて、だいぶ田畑の作業が楽になった。
ジュンちゃんは今日も手伝いに来てくれて、3人でせっせと草取り。
6月30日に田植えが終わってから、1ヶ月と20日あまり。
こんなに大きく成長した稲、まさに緑のジュータン。
肥料や農薬なしでも、立派に育ってくれている。
ただ草も一緒にたくさん育っているがね...
がっしりとした力強い稲。
よ~く見るとかなり分桔しているのに驚いた。
↓この写真は2本植えだったかな。
連日、草取りをしていて分かったことは、
水が深い所は、ほとんど草が生えていないけれど、
水の溜まりが浅い所はビッシリ草が生えてしまっている。
田んぼの地ならしが十分じゃなかったのが、草の生え方にこれほど影響するとは・・・
つまり、草を生えさせないためには、田んぼ全体を深水にすることが必要で
田植えをする前に田んぼを水平にならしておくことがとても大事ということ。
また一つ勉強になりました。
穂が出始めたら、絶対に田に入ってはいけないそう。
毎日次々と開花し交配し、次の世代の新しい生命が宿されてゆく時期で、
交配が妨げられ結実できなくなるのだという。
なので、この田んぼも早めに草取りを終わらせないとっ!
しかし、毎日毎日田んぼの草取りをしていたら腰が曲がっちゃいます。
昔、農薬や除草剤なんてない頃は、皆こうして毎日田の草取りをしていたとすると
おばあちゃんがの腰が曲がっている理由もよく分かります。
腰が曲がるほど働くことの大変さを思うと、尊敬してやみませんね。。
田んぼは草取り7割だそうなので、ここが頑張りどころ。