田んぼの稲は何にもせんでも順調に成長して背丈60cmくらいになっている。
だけど、草もかなり伸びてきて、毎日少しずつ草取りをしている。
とにかくヒエがすごい勢いで稲を追い越しそうなほどに・・・
除草剤を撒かないとこういうことになるのか、、とね。
相方が自走式除草機なる古い草刈機をオークションで購入し
それで条間の草を押し倒して刈っていたのだけど、
草が田んぼに残ったままなので、しばらくすると根が張り草が起き上がってきてしまう・・・
それでも、やらないよりはマシだけど。
私も数日前に田んぼの草刈に初めて加勢して、
これはやばいっ・・・!とハッとして田んぼの草取りが今の最優先作業に。
そして、ちょうどそんな時に、一昨日お米作りのプロに色々話をきくことができた。
その人も今年から中津江村でも田んぼを少し始めたことで、
縁あって知り合いになり、私達を晩ご飯に招いてくれた。
その人は日田市でただ一人、営農で有機のお米作りをしている方で、
1兆以上もある田んぼを有機で栽培して4年目になるそう。
わずか4年とは思えないほど研究されてて、どこの田んぼも草一つ生えていなかった。
除草剤を撒かずに草を抑える方法を実践して習得しているのがすごいのです。
その人の誠実さや勤勉さが現れた美しい田んぼだった。。
今年は循環農法で知られる赤峰さんの「いせひかり」の苗も植えたそうで、
もちろん1本植えした苗は、田植え後1ヶ月くらいで
稲の本数を数えたら18本にも分けつしていた!
1本植えでこんなにパワーのある立派な稲を見たのは初めて。
最終的に40本以上にもなるというのも納得できる。
この日は本当に基本的なことから、学ばせてもらえました。
何よりも自分たちのヒエ田(ヒエだらけの田)がヤバイ状況だと認識できた。
ヒエはお米の収量に大きく影響するだけでなく、収穫の時にも黒い粒が混ざってしまうし、
ヒエにそのまま種をつけさせてしまうと、翌年もっとヒエが大発生してしまうということ。
1本のヒエが何千と種をつけるから1本たりとも田んぼにヒエを残さないほうがいいのだそう。
ただでさえ田んぼの草刈が大変なのに、さらにヒエが増えたら、たまらん・・・
私達は何も知らずに手探りで田んぼを始めたので、基本的なことも知らずに、
このままテキトーな草刈をしていたら、本当にヒエ田になってしまうところだった。
まだまだ草刈はこれからなんだけどね・・・。
この人との出会いはきっと天の助けだ、と思ったよ。
そんなわけで、畑の作業もあれこれあるのだが、
今は一番に田んぼの草取りを頑張らないと!!
夏休みで時間があってヘルプに来れる人、いつでもどうぞ。。