その一つがこのカボチャ。
本当はもうちょっと畑で完熟させたかったけど、
霜の影響があるので一気に全収穫した。
このカボチャは、コンポストから勝手に芽がでて自分で育ったカボチャで、
何の種類かも分からなかったし、F1種の可能性もあるから、
あまり期待せずにほったらかしだったけど、たった4株で30個以上も実をつけた。
そして、とりあえず蒸して食べてみたら、うま~い!!
ねっとりした甘みで実がしっとり。。
種類を調べてみると在来種の会津カボチャだと分かった!
会津?福島!?と正直、一瞬ドキっとしたけれど、
カボチャは直売所でしか買ってないので九州で栽培されたものだと思いますね。
福島にも在来種の野菜がたくさんあるんだろうなぁ...
複雑すぎて切なくなりますね...。
一般にスーパーで流通している野菜は、ほぼF1種のものと言ってもいい。
種取りして栽培しても2年目は同じようにはできないのです。
私も今年栽培したカボチャの中で、F1種があったようでガッカリな体験をした><。。
よく確認せずに近所の方に頂いたカボチャから種を取って
栽培してみたら、どうやらF1種だったようで見た目はよくできているけど、
ジャガイモみたいな味で、全くカボチャの甘みや味がしないのがあった...。
これがF1種かぁ....と身をもって分かりました。
わざと遺伝子操作して、2年目からはちゃんと実らなくする(種を取れなくする)って、
自然の道理に反していると思う。
そして、農家さんは毎年種を買わされ続け、儲かる企業がある....。
種を牛耳ることは、食を支配するという意味。
恐ろしい世の中になるなぁと思う。
そんな中で在来種の種に出会えることは、とても貴重になってきている。
だから、うちの畑に芽が出た会津カボチャを守っていきたい。
まずは種取りして周りの人へシェアしていこうと思う。
そして、いつか福島の地へ自然農のDNAが組み込まれた強い種を
引き継いでいけたら素敵ですなぁ~。
TPP協議も進行している今、安全な食を守る為には種の重要性を強く感じます。。
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